4月から行われた、全国一律での緊急事態宣言が5月6日以降も延長される見通しとなっています。
この記事を書いている時点(5時3日)では、コロナウィルスの感染の収束の見通しが立たない為かと思われます。
すべての原因の大元は、
中国発、中国共産党コロナウィルスであることです。
これについてはいずれ、当ブログでもいずれしっかりと記事にしようかと思いますが、今回は6日以降の日本の自粛に論点を当てたいと思います。
6日以降の自粛については、私自身はこれ以上の自粛はやめて通常生活に戻すべきと考えます。
なぜなら、自粛を続けた場合のリスクと、通常生活に戻したリスクを天秤にかければ、明らかに通常生活に戻したリスクの方が低いからです。
もちろん、通常生活に戻した場合は、感染のリスクは高まるでしょう。ですが日本においてコロナウィルスに感染した人の致死率は現時点では3.5%くらいなのです。
以下、毎日新聞のデータです。
感染した人が死亡する確率は3.5%ですが、このまま自粛生活を続けて、経済活動を停滞させた場合に考えられるリスクは、それをはるかに上回るものだと考えます。
やはり、世間で言われているように、飲食店、サービス業などの打撃は相当なものだと推定されます。
ただこの辺りのことは、いくらニュースで流されても緊急事態宣言後、実際に身近に商売が傾いた人や、倒産、失業した人がいないとピンとこないのではないかと思います。
そして、自分の事に関して言えば、勤めている工場の受注はコロナ騒動後も減っていない為に、本当に大変な人の気持ちが実感としてはわからないかもしれません。(製造業は最後に影響が出るという説がある為、給料減の覚悟はありますが)
やはり、他人の金銭事情を細かく知ることはできない為に、根拠のない「なんとかなるんじゃないか」的態度になりやすいかもしれません。
ですが、現在日本には、非正規雇用で働いている人が30%以上おり、おそらくそういう人達はあまり貯金ができてないだろうと思われます。
親元にいる人はともかく、非正規雇用で一人暮らしの人は、自粛などで仕事がなくなればあっという間に干上がってしまうでしょう。
今現在、給料も通常通り出ており、かつ貯金もそれなりにある人は、外食産業、サービス業、非正規雇用の人達の窮状にピンと来ておらず、無意識に対岸の火事を眺めている感覚でいるかもしれません。
ですが、経済は連動しているのです。
コロナ騒動後、収入が減ってしまった人達の本来入るべきお金は、今現在安閑としている人達の今後の収入になるお金だからです。
ということは、巡り巡って日本全体に収入減の波が覆いかぶさるということです。
結論を言えば、自粛を続けてしまった場合に考えられることとして、
失業
倒産
収入減少
それらに伴い、
自殺の増加
モラルの低下
犯罪の増加
生活保護費受給者の増大
日本経済の縮小
日本人の幸福感の縮小or日本人の不幸感覚の増大
まだまだあると思いますが、自粛を続けることによるリスクは計り知れないほど大きいと考えられます。
対して、通常生活に戻した場合ですが、コロナウィルスに感染したとしても死亡率は3.5%です。
この3.5%を大きく見るか、それとも小さく見るかですが、人それぞれだとは思います。
私自身はコロナウィルスに対しては、ある程度割り切って付き合っていかざるを得ないと考えています。
先述したように自粛のリスクが大きすぎる為に、合理的判断による行動がベターだと思うからです。
あとは、人間の死についていかに考えるべきかを述べたいと思います。
仏教の教えに生老病死とい教えがあります。
人間が生まれたことに伴う4つの苦しみという意味です。
「生」は生まれる苦しみ
「老」は老いる苦しみ
「病」は病気になる苦しみ
「死」は死ぬ苦しみ
以上の4つの苦しみは、人間として生まれた限り誰もが必ず経験する苦しみであり、逃れられることはできません。
そして人間にとって最も恐ろしい苦しみが死の苦しみです。
なぜなら、昔から言われている死後の世界などは、本当のことかわからないですし、宗教家が一般の衆生を教化する為の方便かもしれないからです。
なので、人によってはいつか死ななければならないことを恐怖して暮らしている人も現代では少なくないと思われます。
では釈尊、ゴータマ・シッダールタはその死の苦しみをどう乗り越えていけばいいと言ったのでしょうか?
実は真理は単純な中にあります。
釈尊が説いた教えは、
「悪いことをしない」「良いことをする」「そうすれば天国に帰れる」です。
現代の日本はだいぶ衰退したとはいえ、諸外国と比べれば、まだまだ道徳性が文化として根づいている国です。
なので、「悪いことをせずに、良いことをしている人」は割に多いと思います。
ですが、死後の世界、いわゆるあの世を信じる人が少ないのです。
そして、いくらこの世で善人であったとしても、あまりにも強く死後の世界を否定する思いが強いと、死後にスムーズにあの世に移行することができずに、浮遊霊になって地上に彷徨うことになってしまうのです。
全ての人は、死後に導きの霊が来て、本人をあの世に連れていこうとするのですが、あの世や霊を信じていない人は、霊もあの世も信じてない為に頑なになり、結局は地上に留まってしまいます。
これがいわゆる不成仏の状態です。そしてそれを防ぐ為に正しい宗教は、全て霊やあの世のことを説いているのです。
結論を述べるとすれば、死の恐怖から逃れるには、「人間は霊的な存在であり、死後はあの世に行くことになる」という単純な真理を信じることです。
活字にすると本当に単純ですが、信じれば心の平静は得られます。
そして霊的世界を確信することによって得られた、心の安定、心の平静こそが「悟り」なのです。
人間は誰でも100%死にますが、死に方までは選べません。平均寿命が80歳だったとしても79歳と11か月で突然交通事故で亡くなったりすることもあるからです。
そして、人間がこの地上に生まれてきたのは、肉体生命をただただ維持することだけが目的ではありません。
この地上という場所で、霊性を磨き、高め、地上をより素晴らしい世界にすべく行動するのが、人間が神より与えられた課題なのです。
今回のコロナ騒動は、大きい視点で見れば何かしらの天意なのかもしれません。
それをすぐに汲み取るのは難しいかもしれませんが、人間が霊的存在だと信じ、あの世を信じ、神仏の子としての使命に取り組む中に天意が見えてくるやもしれません。
あとは、合理的な判断として、緊急事態は解除し、通常生活に戻し、感染に対する予防を各人で行えば良いと思います。
以上です。