「効果的な休養研究所」気分転換&癒し編
会社が昨年からの消費増税とコロナの影響により受注が減った為に、4日間の休業になってしまいました。
その休みを利用して、群馬県の草津温泉、「草津ナウリゾートホテル」に行ってきました。
なぜ群馬県の温泉かというと、2013年に仕事で知り合った友人が群馬県に住んでいるからで、久しぶりに会おうということになったからです。
自分が住んでいるところはN県ですが、草津温泉で落ち合えば時間的にも、大体それぞれ2時間ちょいなので、草津温泉が都合が良かったのもありました。
6月27日に日程を決めて、あとはネットで検索して予約を取ろうとしたのですが(この時点で一週間切っていた)…
当初はコロナの影響もあり、簡単に予約が取れるだろうと踏んだものの、27日は土曜日ということもあったのか、どの旅館、ホテルも満室状態!
「コロナ自粛疲れ」で旅行の需要が高まっているのか?と焦りつつなんとか2〜3空いている旅館から良さげなのを一つ押さえることができました。
どうも群馬県在住の友人によると、群馬県在住の人に限り、群馬県内の指定の旅館、ホテルに宿泊すると5000円補助されるみたいなのです。(宿泊先で身分証明書の提示が必要)
全国的にも「Go toキャンペーン」といって似たような制度を始めるような話しがありましたが、こちらの方はまだ正式には始まってないようです。
ちなみに予約した「草津ナウリゾートホテル」はじゃらんから予約し、1000円のクーポンを使用した上で一泊17250円です。…なかなかの値段ですね。
本当は12000円〜15000円くらいで収めたかったのですが、仕方ないでしょう。
当日、群馬の友人とはホテルまで1時間の距離にある中之条駅で待ち合わせることになりました。
そして自分はクルマで2時間半かけて中之条駅に向かいます。
以下、草津温泉に向かう道中に聴いた音楽です。
fripSide「synthesis」
花澤香菜「ココベース」
くしくもfripSideの南條愛乃さんと花澤香菜さんは声優ですが、実は自分は最近のアニメはほとんど観ておらず、歌手としての彼女達の歌声と楽曲が好きなのです。上記の二つのアルバムはオススメです。
そうこうしているうちに中之条駅に到着。
友人と4年ぶりくらいの再会です。
そこでさらにクルマを約1時間走らせて、「草津ナウリゾートホテル」に到着しました。
まず到着して驚いたのが、ホテルの入り口付近に4〜5人ほど若い女性が案内の為に立っていました。
そして、どうも彼女たちは全員がアジア系の女性みたいなのです。
1年に1回は温泉旅館などに泊まっていますが、こんなにもアジア女性が従業員として働いているのを見たのは初めてでした。
そして、さらに女性だけではなく若い男性もアジア系の青年が何人か働いていました。
彼女たちが話す言葉は、カタコトの日本語でしたが、一生懸命さが伝わりました。友人がその中のひとりにどの国から来たかを尋ねると、フィリピンと答えたようです。
ただ、肌の違いでフィリピン1ヵ国だけではなく、2〜3ヵ国から来ていると推測されました。
やや戸惑いつつ、部屋へ。
トイレと(使わないとはいえ)浴槽が一体になってるのがイマイチ…
おそらくこの日は満室だと思われます。館内にはもっと広い部屋もあると思うので、気になる方は公式ホームページを検索してみてください。
夕食前に一風呂入ろうと思い、16:00頃大浴場に向かうと、ロビーの受付に沢山の人が並んでいて、その長さが20〜30メートルほどにもなっていました。
この盛況ぶりは土日だからなのか、それとも群馬県人5000円キャッシュバック効果なのかが気になりました。(ちなみに小学生の子供連れも多かったです)
今回、大浴場や露天風呂の方は人が入っていたので撮影できませんでした。代わりに館内でいくつか撮影した画像を載せたいと思います。
ホテル入り口脇のロビー
大浴場に向かう前にあるくつろげるスペースと、そこから見える景色
大浴場を出てすぐの長い廊下。左右に絵が飾ってありじっくりと鑑賞してもいい感じの絵ばかりでした。
下2枚はお土産屋さんの横にあるガラス工芸品などを売ってる店
旅館ではなく、ホテルなので館内は広々していました。また自販機もそこかしこに設置してあり、料金も外の値段と変わりありませんでした。
18:30夕食バイキングです。
バイキングですので、大勢の人が同じトングを使用するだろうことを想定して、レストラン入り口には、アルコール消毒とビニール手袋が置いてありました。書き忘れましたが、館内はマスク必須です。
好きなものしかチョイスしてませんが、エビチリソースのエビが大きくて美味しかったです。
自作のエビチリ&豚角煮丼です。
夕食後は夜中まで部屋でゆっくりと過ごしました。
そして、自分達が取ったプランは、貸し切り露天風呂が借りられるプランだったので、0:10に受付に行くと、アジア系の青年2人と日本人1人がいました。
自分はアジア系の青年のところに、貸し切り露天風呂の鍵を貸してもらおうとしたのですが、その青年はたどたどしい日本語で一生懸命説明してくれました。(日本人がフォローの為に側にピッタリと付いていました)
貸し切り露天風呂の脱衣場
ピンぼけですが、浴槽は木でできており、大浴場よりゆっくりできました。
ちなみに自分が使用した貸し切り露天風呂は、0:15〜1:00までの45分間です。そしてなぜそんなに遅い時間になってしまったかというと、その時間しか空いてなかったからです。
おそらく貸し切り露天風呂の予約は早いもの勝ちだと思われるので、早く使用したい人は、早めにチェックインして、早めに予約することをオススメします。
朝食は8:00から、夕食と同じくバイキング形式です。
相変わらず、栄養バランスなど考えずに好きなものしかチョイスしませんでした。
そして、朝食の時に昨日から気になっていたことをアジア系の女性従業員の方に聞いてみました。
ズバリ、一か月の給料です。
その女性は肌の色から、インド、パキスタン系だと思われましたが、4月からこのホテルで働いているようです。
最初は給料の額など教えてくれないかと思ったのですが、割とスンナリと答えてくれました。
その額をこのブログで書くのは控えますが、「社員寮住み込み、1日一食賄い付き」という前提だとしても、同じ条件で日本人ならおそらくあと4〜5万くらいは上乗せしないと求人しても人が集まらないと思われる額でした。
そこで、自分がもし逆の立場で、言葉も通じないフィリピンなりインドなりに行って、ホテルで働いてみろと言われたら、果たして出来るだろうかと考えてしまいました。(読み、書き、会話、全てが日本語なら出来そうですが)
帰りは、高速代を少しでも浮かそうと思い、草津からN県まで下道を通りました。
帰りの音楽は元AKBの星野みちるさん
すると、自宅まであと30キロくらいのある町で、いつもは営業しているラーメン屋や何かの店が5軒くらい閉店していたのが目につきました。
よくネット上ではコロナで閉店せざるを得なくなったなどの記事が、あちこち載っていましたが実際に目にしたことはなかったので、ちょっと軽くショックでした。
また、今回自分の泊まったホテルは盛況でしたが、群馬県在住の友人の話しによると5000円キャッシュバックが始まってようやく伊香保温泉が通常の4割くらいお客さんが戻ってきたようなのです。
だとすると、もし5000円キャッシュバックがなかった場合はどうなんだろうとまたまた考えてしまいました。
今回の温泉宿泊費は、群馬県在住の友人は5000円戻ってきた為か、自分に2500円くれました。
期待していた訳ではないですが、良い男です!
コロナの影響による景気動向や、たくさんのアジア系の若者が働いているのを見て、色々と考えさせられる旅行でした。

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