「効果的な休養研究所」癒し編
今回は、私の大好きな声優兼歌手の花澤香菜さんを紹介、というか彼女の歌声をオススメします。
花澤香菜さんを知ったのが2014年頃、たまたまYouTubeのオススメに出てきたMVを観たのが最初でした。
本業は声優だと知ってアニメをほとんど観ない自分はあまり興味がなかったのですが、何本か彼女の歌声をYouTubeで聴いてみると、次第にその高音域(アニメ声?)に魅了されてきました。
で、当時発売されていたアルバムを2枚手に入れて本格的に聴いてみたところ…
もう、とてつもなくいい!
これこそ長年自分が探し求めていた歌声(大袈裟?)!
曲も、彼女の声の良さをとことん活かしたファンタジー溢れる傑作ばかり!
ところが、2015年の5月に日本武道館でコンサートが行われたのを知ったのが、すでに1ヶ月経った後でした。
…まあ、武道館は東京ですし、仕事の都合が合うかどうかもわからないし、そもそも大勢の熱狂的なファン(オタク)と一緒にペンライトを振れる自信というか、覚悟もなかったので割とすぐに諦められたのですが…
とはいえ武道館ライブ自体は観たかった!
で、何気にAmazonで花澤香菜のCDアルバムを検索していたら、武道館ライブが「Live Avenue Kana Hanazawa in Budokan」としてBlu-rayで発売されているではないですか!
しかし…値段が6000円以上!
6000円あれば本が何冊買えるか?などと躊躇してしまい、まあ要するに小遣いの優先順位的には上位に位置づけるわけにはいかず、購入が伸び伸びになってました。
でもその後コツコツとお金を貯めてようやく年末に手に入れることができました。
今回、そのライブBlue-rayを観た感想をさわりだけ紹介します。
その前に、花澤香菜さんの簡単なプロフィールを。
声優としては、100作品くらいは出演してそうですが、アニメをあまり観ない人でもわかりそうなのは…
新海誠監督の初期作品「言の葉の庭」にヒロインの雪野百香里役。
CDアルバムは5枚出しています。
・「claire」←1番オススメ!
・「25」
・「Blue Avenue」←2番目にオススメ
・「Opportunity」
・「ココベース」
上記の5枚のアルバムは全部ウォークマンに入れています。当然イヤホンで聴く機会が多いのですが、初めて聴いた時は冗談でなくその透き通るような高音域の歌声で、耳がくすぐったくなるぐらいで1年くらい歌詞が頭に入らなかったです。
ちなみにネットで調べてみたら、花澤香菜さんの歌声は20KHz以上!で人間が聴き取れる限界を超えるくらいの高音域だそうです。
自分は70年代〜10年代まで、それぞれの年代で好きな女性アーティストがいるのですが、おそらく花澤香菜さんはここ40年くらいで最も高音域で歌っているような気がします。
ただ女性が聴くと単にキンキンとうるさく聞こえるだけかもしれません。いわゆる男性受けする声です。
ちなみに最近の女性は身長が伸びたせいか、低音の声の人が多いような気がします。当然女性アーティストも男性に近いような低音域で歌う人が多くなっている為に、花澤香菜さんは貴重な存在です。
*ファントの法則→身長と地声の基本周波数の高さは反比例する(高身長=低音、低身長=高音)
で、武道館ライブBlue-rayの感想です。
まずはカメラが控え室の様子を映します。花澤香菜さんや演奏スタッフが様々に準備をしていて花澤さんがカメラに向かって「3回通しでリハーサルやりました!」とアピールしていて少しびっくりしました。
で、いよいよ本番。ウォークマンやYouTube以外で初めて観るライブ。
ライブが始まると、とにかく花澤香菜さんの表情が素晴らしい。もう嬉しさと楽しさと幸福感を満面にたたえた顔で、観ているこっちまで嬉しくなってきます。(後で判明しますが、それには理由がありました)
「タップダンスの音が聞こえてきたら」の曲では、タップダンスを披露。音は別に出していると思われますが、ミスなくリズム感がピッタリで思わずホッとします。
「Merry Go Round」自分のかなりお気に入りの曲。前奏での振り付けではリズムに合わせて右手をVサインにして右目につけるポーズが超カッコよく自分もやりたくなってきます。
アンコールの一曲目はアニメ「化物語」のOP曲?の「恋愛サーキュレーション」。アンコールでの盛り上がった手拍子を花澤香菜さんが手でチョチョイと制して、おもむろに「せーの…」でシンとなったところからの歌い出しが最高に盛り上がる。ファン(オタク)はこの曲を待っていた!
しかし、歌の合間、合間に花澤香菜さんがファンに歌詞を歌わせているのを観るにつけ、(しかもしっかりと歌詞を覚えている)武道館に行かなくて正解だったかも、と思ってしまった。
あんなに歌詞を正確に覚えてない…(*´Д`*)
オタクの皆さんは歌詞カードを読んで暗記してるんだろうか…?
それにしても最近のアイドルは、いかにもドヤ顔で「私、可愛いでしょ?」みたいな態度というか雰囲気が出ていますが、花澤香菜さんは声優が本業だからか(?)ライブ中もとにかく自然体で振る舞っていたのが好感が持てました。
MCの時間では、数年前に仕事を辞めようか悩んでいたところ、今のマネージャーが「花澤香菜は絶対に売れる!」と熱くなってくれて、「花澤香菜を絶対に武道館に立たせる」と励ましてくれていたそうです。
そしてついに彼女はこの日武道館に立つことが出来たのです。
マネージャーが自分を猛烈に推してくれたその時のエピソードを思い出して語っているその時、花澤香菜さんの頬から涙がこぼれ落ちていました。
そんな花澤香菜も3年前に歌を始めたばかりの時、日本テレビの「スッキリ」に出演し緊張のあまりガチガチになり、終わったあとには加藤浩次から「直立不動になって歌うのがクセなんですか?」と突っ込まれていました。
それにしてもつくづく彼女の歌が聴けて本当に良かったです。真面目な話し、彼女の歌声を聴いているだけで日常の幸福感が2割増しくらいにはなってますね。
そしてマネージャーの「花澤香菜を絶対に売る!」という信念の強さにも敬意を表すと共に、花澤香菜を世に出してくれたことにも感謝したいと思います。
YouTubeでも何曲かアップされているので気になる方は少し聴いてみてください。
↓槇原敬之の作詞作曲です
花澤香菜 『大丈夫』(Short Ver.) - YouTube
↓ブログ内でも触れた武道館コンサートからアップされた「恋愛サーキュレーション」(いつか消されるかも…)
Renai Circulation (live) - Kana Hanazawa Live 2015 “Blue Avenue”
癒し点10000点!